JGSSDDS構築の背景
日本学術振興会(JSPS)が進めている「人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築推進事業」は、人文学・社会科学研究に係るデータを分野や国を超えて共有・利活用する総合的なシステムを構築することを目的とします。拠点機関の1つのJGSS研究センターは、日本学術振興会(JSPS)と一体となって本目的の達成に向けて取り組んでいます。この推進事業の一環として、JGSSデータダウンロードシステム(JGSSDDS)を構築し、データの申請から提供までのスピードアップを図り、利用を促進します。
本業務は、JSPS 人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築推進事業JPJS00218077184の委託を受けたものです。
JGSS研究センターは、JGSSとEASSのデータおよび寄託されたデータの共有化を効率的に行うために、国立情報学研究所(NII)と連携してJGSSデータダウンロードシステム(JGSSDDS)を開発しました。JGSSDDSは、国立情報学研究所(NII)が開発したJAIRO Cloud*の基盤ソフトウェアであるWEKO3によるリポジトリ機能を拡張する形で、データの利用申請とダウンロード、データカタログの整備、研究成果登録やDOI(Digital Object Identifier)付与の一括管理を実現したシステムです。
※ JAIRO Cloudはオープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)と国立情報学研究所(NII)が共同で運営しているサービスです。多くの大学で機関リポジトリとして利用しています。
JGSSデータダウンロードシステム(JGSSDDS)からの、利用申請の手続きについては「JGSSDDSの利用方法」をご参照ください。
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