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共同研究の概要

共同研究拠点であるJGSS研究センターでは、次の2つの方法で共同研究課題を公募しています。優れたアイデアをご提案いただければ、研究に必要な信頼性の高い調査データを無償で収集・分析していただけます。募集のご案内は、ホームページをはじめ、日本社会学会のニュースレター等で行っています。多数のご応募をお待ちしています。

研究課題の公募(調査の設計段階から参加します)
総合的社会調査で追究・検証すべき社会科学の研究課題を、調査実施の12~24ヶ月前に募集しています。応募者は、研究の目的・背景とともに、具体的な調査設問を提案してください。採用者は、センターと連携して調査の設計段階から研究会に参加し、必要な調査データの収集・分析によって研究を遂行していただきます。

分析研究課題の公募(調査の分析段階から参加します)
最新データを用いた多面的な分析研究課題を、調査の実施後、データの一般公開前に募集しています。応募者は、調査票に基づいて具体的な分析計画を提案してください。採用者は、調査設計を行った研究者とともに研究会に参加し、一般公開前のデータを分析することによって研究を遂行していただきます。

JGSS研究課題採択分一覧表

共同研究の公募は、JGSS(国内調査)、EASS(東アジアの比較調査)のそれぞれについて行い、応募の採否はJGSS研究センター運営委員会が決定します。採用者はJGSS研究センターの嘱託研究員として共同研究に携わっていただきます。大学院生の場合は、JGSS調査研究奨励プログラム※を通して研究を行ってもらいます。
共同研究の公募とは別に、JGSSデータを用いた分析研究論文の公募を毎年3~4月に行っています。応募論文は運営委員会が審査し、優秀な論文を表彰していますので、ふるってご応募ください。
※「JGSS調査研究奨励プログラム」は、大学院生を対象に、JGSSの実施に関わりながらデータ分析に基づく論文の執筆を目指すものです。調査の企画・実施・結果報告のできる若手研究者の育成を目指しています。設問が不採択になった場合でも、訓練を受ける素地があると認められれば、参加を呼びかけることがあります。